サリクス・メンバーの声 第12回
ブログをご覧の皆様、初めまして。バリトンの大津康平です。 5月も半ばです。暑くなってまいりました。プロ野球もあっという間に交流戦目前。愛してやまない福岡ソフトバンクホークスは不振に悩まされていた柳田、長谷川が復調し、早くも独走モードです。2位ともっと差をつけて交流戦に入りたいところです。(交流戦そろそろ飽きたなぁ。) 交流戦前のビックイベント!Salicus Kammerchor第2回演奏会。 私は小学校3年生のときに合唱を始めてからズルズルと、今も合唱を歌ったり合唱指導をしたりしていますが、自分の主なレパートリーは邦人現代作品。グレゴリオ聖歌やルネサンス音楽は、正直、比較的苦手としてきたジャンルで、ずっと意識して避けていたものだと思います。 大学院時代に、金澤正剛教授のお話から、グレゴリオ聖歌〜ルネサンス音楽というものにも興味を持ちはじめ、修了後にSalicus Kammerchorに誘っていただいたことをきっかけに、とても大好きな音楽になりました。なぜなら、こんなに澄み切った音楽は今の時代なかなか聴けないし、もう作られないと思います。なので、このSalicus Kammerchorの取り組みは非常に貴重で挑戦的な!企画だと思います。 「ネウマ的にバッハを歌う。」...自分には思いつかない考えですが、リハーサルが進んで行くうちに、実はとてもアンサンブルの理に適ったものなのだと腑に落ちました。ネウマを歌うには息づかいが欠かせません。豊かな息づかいがネウマを活き活きさせます。そうすると曲が、アンサンブルが活き活きしてきます!このネウマ的に歌う、ということは、もしかすると現代の合唱曲にも必要なことかもしれません!? 海外に来てしまった・あるいはタイムスリップしてしまったかのような、様々なネウマの種類の名前が飛び交うリハーサル。(好きなネウマは、オリスクスです。)とても刺激的で、歌っている自分も音楽に酔いしれてしまう瞬間ばかりです。今回のプログラムの音楽をなかなか聴かない方々や、合唱部で頑張っている中学生高校生にも是非聴いてほしい演奏会です! 素晴らしいリハーサルを展開してくださる櫻井さんと、素晴らしい歌手と楽器の皆様と、純度の高い音楽作品。Salicus Kammerchor 第2回演奏会。 『なんと、これを千葉で聴けるとは!!』
千葉県在住として、千葉公演を盛り上げたいと思ってます!!皆様に、ホール周辺のおすすめスポットをご紹介します!
♪演奏会前の軽食にオススメ! パン屋さん bakery orb (千葉駅からホールに向かう道の左手にあります。安くておいしい。) ♪演奏会前のデートにオススメ! 千葉公園 (千葉公演前に千葉公園!とりあえずボートに乗ってみよう。) ♪演奏会後のオススメラーメン屋さん! 七星 (ごめんなさい!西口です!でも美味しい!) 工事中で県民も迷うダンジョン千葉駅から、千葉市生涯学習センターホールへ、是非、今週末お会いできるのを楽しみにしております!
バス
大津康平(おおつ こうへい)
千葉県出身。声楽を池田直樹氏、指揮法を川本統脩氏、合唱指揮を大谷研二氏に師事。日本大学芸術学部音楽学科声楽コース首席卒業。日本大学大学院芸術学研究科音楽芸術専攻修了。卒業・修了演奏会出演。第83回読売新人演奏会出演。第3回声楽アンサンブルコンテスト全国大会一般部門1位金賞。第13回中田喜直記念コンクール2位銀賞。 東京国際芸術協会、日本合唱指揮者協会会員。松戸市合唱連盟、千葉県合唱連盟理事。
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【次回公演】
Salicus Kammerchorの次回公演は『第3回定期演奏会』です。
4月22日(土)14:00開演
横浜市栄区民文化センター リリスホール
4月27日(木)19:15
開演台東区生涯活動センター ミレニアムホール
曲目
”Lobe, den Herrn alle Heiden” BWV 230
”Der Geist hilft unser Schwachheit auf” BWV 226
他
詳細はコチラ↓
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【最新動画配信!】
第2回定期演奏会より、Heinrich Schütz “Musikalische Exequien” op. 7 III. Canticum Simeonisを公開中です!
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