
players

大村燎平
旧東京工業大学(現東京科学大学)大学院を卒業。同大学合唱団コール・クライネスにて学生指揮者を経た後、以降同団のOB/OG合同演奏会で合唱指導を務める。コロナ禍に開催されたEnsemble Salicusのリモートワークショップをきっかけに古楽に出会い、Salicus Kammerchor、Fons Florisなどで演奏に取り組む。現在はデータサイエンティストとして働く傍ら、Tokyo Bay Youth Choirなどでメンバーとして活動、Supra Ensembleなどで合唱指導を行う。
第10回定期演奏会出演メンバー

金沢青児
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程修了。修了時に大学院アカンサス音楽賞を受賞。2017年藝大フィル合唱定期演奏会にてバッハ《ミサ曲ロ短調》のソリストを務める。2018年にオール・ブリテン・プログラムによる初のリサイタル開催。2021年にはクルシェネク没後30年演奏会を企画、室内オペラ《信じること、その値段は》に出演。古楽から現代音楽まで広汎な分野で活動し、新作初演・日本初演も多数。2025年より新たな企画「ドイツリートの領域」を始動、演奏機会の少ない現代ドイツ歌曲の紹介に努めている。

鏑木綾
東京生まれ東京育ち。幼少期から歌うことが好きで、10歳の時に小学校の聖歌隊に入り、賛美歌やハンドベルを通してキリスト教音楽に親しむ。国立音楽大学附属高等学校音楽科へ進学。同時期に中世音楽合唱団に入り、グレゴリオ聖歌やルネサンス音楽を歌う楽しみを知る。国立音楽大学声楽科へ入学し、西洋古楽コ ースでバロック音楽を学ぶ傍ら、日本伝統音楽コースで三味線を専攻し、長唄囃子のサークルに入り、長唄にも魅了される。ハンドベルもサークルで続ける。東京藝術大学大学院古楽科バロック声楽専攻修士課程修了。好物はきゅうり。

上村誠一
国立音楽大学および同大学院 修了。第75回全日本学生音楽コンクール全国大会にてカウンターテナーとして史上初の第1位。第7回かわさき新人声楽コンクール第1位・聴衆賞。奏楽堂日本歌曲コンクール 令和5年度 第3位、令和6年度 第2位、畑中良輔賞 受賞。日本コロムビア Opus One レーベルより「わたしを束ねないで」をリリース。日本コロムビア Columbia Classics 協力アーティスト。プロムジカ使節団 声楽メンバー、東京混声合唱団レジデントメンバー。四人男兄弟の長子。

菊地海杜
東京工業大学(現: 東京科学大学)卒業。在学時は東京工業大学混声合唱団コール・クライネスで学生指揮者を務めた。卒業後はITエンジニアとして働く傍ら、音楽活動を続けている。合唱団 標 指揮者。Chor OBANDES 団内指揮者。バッハカンタータアンサンブル合唱団指導スタッフ。Vocal Ensemble feu / vocalconsort initium メンバー。

小藤洋平
国立音楽大学声楽科卒業。尚美ディプロマコース及びハンブルク音楽院修了。声楽を鈴木惇弘、竹内則雄、K.ショホの各氏に師事。第12回友愛ドイツ歌曲コンクール入選。バッハ、ヘンデル等の受難曲やオラトリオのソリストを多く務め、またアンサンブルにおいてもコーロ・リベロ・クラシコ、カルテット・プロヴィゾワール、HFJキャノンズ・コンサート室内合唱団といった団体のメンバーとして、様々な演奏会に出演している。

佐藤拓
早稲田大学第一文学部ドイツ文学専修卒業。在学中、同大グリークラブの学生指揮者を務める。卒業後、イタリア・パドヴァに渡り、Maria G.Munari女史のもとでクラシック声楽を学んだ。アンサンブル歌手、合唱指揮者として活動しながら、日本や世界の民謡・民俗歌唱の実践と研究にも取り組んでいる。近年はボイストレーナーとして、自身の考案した「十種発声」を用いた独自の発声指導を行っている。Vocal ensemble歌譜喜、SalicusKammerchor、Japan ChamberChoir等のメンバー。東京稲門グリークラブ、合唱団ガイスマの指揮者。常民一座ビッキンダーズ座長、特殊発声合唱団コエダイr.合唱団(Tenoresde Tokyo)トレーナー。公式ウェブサイトhttps://contakus.com/

高橋幸恵
大阪府出身、湘南で育つ。国立音楽大学声楽専修を経て同大学院修士課程ドイツ歌曲コース修了、同博士後期課程単位取得満期退学。同音楽研究所で古楽アンサンブルを学ぶ。在学中、ウィーン国立音楽大学に交換留学。サイトウキネン「若い人のための室内楽勉強会」にてマスタークラスを受講。シューベルト国際歌曲コンクールin Steyr第2位、友愛ドイツ歌曲コンクール入賞・聴衆賞受賞。バッハ、モーツァルト等の作品を中心にソリストをつとめる。バッハ・コレギウム・ジャパン、ハルモニア・アンサンブル、女声アンサンブル八重桜声楽メンバー。

徳田裕佳
東京は谷根千育ち。小さい頃から歌が好き。古楽とは高校の合唱部所属時に偶然出会い約10年、今でもとても興味を惹かれる存在である。現在は手術室で働く傍ら合唱やアンサンブル活動を続けている。今年はバーバーショップに挑戦し、ニュージーランド地区大会で好成績を納めた。
ツチノコみたいなとかげと暮らしている。

松井永太郎
東京藝術大学声楽科卒業。在学中バッハカンタータクラブに所属。第30回市川市新人コンクールにて最優秀賞受賞。二期会『ダナエの愛』(4人の衛兵&4人の王)『ナクソス島のアリアドネ』(ドゥルファルディン)『ばらの騎士』(公証人)『サロメ』(ユダヤ人5)等に出演。ZOZOマリンスタジアムにて国歌独唱。Vox Humana、vocal ensemble歌譜喜、emulsion、新全日本都道府県歌再興委員会などに所属。二期会会員。フェリス女学院大学非常勤副手。

柳嶋耕太
合唱指揮者。2011年に渡独し、マンハイム音楽舞台芸術大学を経てザール音楽大学指揮科を卒業。2015年にはドイツ音楽評議会「指揮者フォーラム」研究員に選抜され、Carus出版からBach Vocal賞を受賞。研究員としてベルリン放送合唱団や北ドイツ放送合唱団などを指揮。2017年に帰国以降、vocalconsort initium、vox alius、横浜合唱協会、Chor OBANDES、早稲田大学混声合唱団などで常任指揮・音楽監督を務める。プロムジカ使節団やamici musicae Leipzigなど国内外の新進オーケストラへも指揮で共演するほか、(株)コーラスカンパニー合唱指揮ゼミナール講師として後進育成にも注力する。合唱指揮をゲオルク・グリュン、指揮を上岡敏之の各氏に師事。
_JPG.jpg)
渡辺研一郎
1990年生。東京藝術大学院修士課程音楽学専攻修了。「譜線無しネウマ」の研究により修士号取得。近年はソレム修道院(フランス)に滞在し、グレゴリオ聖歌による日々のミサ・聖務日課に出席。 セルフプロジェクト "spin notes" にて公演を行う。聴衆に目を閉じるよう促し、"音楽そのもの" を感受する時空間の現出をテーマとしている。spin notesのYouTubeでは「響きを見る」をコンセプトに、敢えて白い画面で即興演奏をアップしている。