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Salicus Kammerchor サリクス・カンマーコア

2019-20年シーズン

サポート会員募集!

 

J. S. バッハ モテット全曲演奏・全曲録音計画完遂!

新シリーズは

「ハインリヒ・シュッツの音楽」

 

 

 サリクス・カンマーコア2015年の結成以来、「グレゴリオ聖歌の歌唱法をJ. S. バッハに活かす」ということを試み、バッハのモテットに取り組んできました。毎回の定期演奏会で1・2曲のモテットをメインに、前半ではグレゴリオ聖歌からキリスト教声楽音楽の歴史を追体験するようなプログラムを構成し、今年2019年の第5回定期演奏会ではその集大成として、「J. S. バッハのモテット全曲演奏会」を催しました。

 応援してくださる定期会員様の人数も毎年増え続け、今シーズンは99名の方にお申し込みいただきました。またJ. S. バッハのモテット全曲録音CD制作のために行ったクラウドファンディングでは、目標120万円に対し、その2倍以上にあたる2,661,800円のご支援を賜りました。皆様のお力添えで活動が継続できていますことをこの場を借りて深く御礼申し上げます。いつも本当にありがとうございます。

 J. S. バッハのモテット全曲演奏シリーズは完結いたしましたが、2019年10月から始まる来シーズンからは新しい演奏会シリーズを開始いたします。

 取り組むのはJ. S. バッハよりちょうど100年前に生まれたハインリヒ・シュッツです。シュッツはバッハ以前のドイツにおいて最重要とみなされる作曲家で、ジョヴァンニ・ガブリエーリやクラウディオ・モンテヴェルディから学び、ドイツにイタリアの音楽をもたらしました。また30年戦争(1618-48)の只中にありながら大変長命で、それゆえ身近な人物の死に何度も何度も直面した作曲家でもありました。vol.3のテーマといたしました「シュッツよ、君の名が 死者を死から解き放つ」は詩人パウル・フレミングの言葉ですが、いかにシュッツが死と音楽に向かい合ってきたかを端的に表しています。

 サリクスはこれまでの定期演奏会でも何度かシュッツを取り上げてきましたが、来シーズンからはメインプログラムとして取り上げ、その音楽に迫ってまいります。

 シュッツは日本ではまだバッハほど有名ではなく、演奏会の集客も苦戦が予想されます。引き続きのご支援どうぞよろしくお願いいたします。

Salicus Kammerchor主宰 櫻井元希

2020年5月

第6回定期演奏会

巨匠たちの系譜〜フランドルからイタリア、そしてドイツへ〜

Vol.1

2021年5月

第7回定期演奏会

二人の天才〜モンテヴェルディ→シュッツ〜

Vol.2

2022年5月(H. シュッツ没後350年記念)

第8回定期演奏会

「シュッツよ、君の名が 死者を死から解き放つ」

Vol.3

2023年5月

第9回定期演奏会

《白鳥の歌》

Vol.4

サリクス・カンマーコアのコンセプト

 

●作曲家の持つ音楽的背景

 サリクスが取り組んでいるのは、ある音楽作品を演奏する際、それを作曲した作曲家がどのような土壌で、どのような条件のもと、どのような音楽から影響を受けてその作品を作曲したのかということを探る、ということです。どんな作曲家も、全く何からも影響を受けずに、全く独自の価値観で作曲するということはありません。どのような環境で育ったにせよ、先人の影響を受けずにはいられないのは自明のことかと思います。

 シュッツの場合はジョヴァンニ・ガブリエーリとクラウディオ・モンテヴェルディという二人のイタリア人からの影響を強く受けています。そしてジョヴァンニ・ガブリエーリは父アンドレーアから、そしてアンドレーアはチプリアーノ・デ・ローレやオルランド・ラッススというフランドルの作曲家から影響を受けています。そしてフランドルのキリスト教声楽作品はそれ以前の中世のポリフォニーからの影響、そしてその根幹にはグレゴリオ聖歌があります。

 

●グレゴリオ聖歌と古ネウマ

 グレゴリオ聖歌はキリスト教音楽の歴史を遡った時に、資料が豊富に存在するものとしては最古の音楽です。そしてこのグレゴリオ聖歌は「古ネウマ」と呼ばれる、「歌いまわし」を記した記号によって伝えられています。

 「古ネウマ」を使った記譜法は音高や音価を正確に表すことはできませんが、だからといって現代の記譜法よりも劣った未熟な記譜法というわけではありません。現代の私たちが想像もつかないような緻密さで、抑揚、緊張弛緩関係、スピード感、子音の扱い、装飾などを書き表しているのです。この記譜の精度は全く驚嘆に値します。

 

●単旋律聖歌→多声音楽

 直接的また間接的に、中世以降すべてのキリスト教音楽に強い影響を与えたこのグレゴリオ聖歌の歌唱法を、多声音楽にも活かしていこうというのがSalicus Kammerchorの大きなコンセプトです。古い方から時代を追って音楽を検討していくことはごく当たり前のことに感じられます(実際そう思います)が、意外とこれまでこういった取り組みはなされてきませんでした。これは一つには、現代の声楽科で教えられている発声テクニックが「古ネウマ」の記す歌いまわしを実現するのに必ずしも適していない、ということが要因として考えられます。大ホールでオペラを歌うためのテクニックとグレゴリオ聖歌を歌うためのテクニックは違うので、新たな価値観とテクニックを身につける必要があるのです。

 

●継続は力なり

 そのためこのアプローチは一朝一夕には実現できず、根気強いリハーサルの積み重ね、個々人のテクニックの向上が不可欠です。とにかく活動を継続する。現在の日本の文化助成の状況ではそれ自体が非常に困難ですが、私たちが目指す音楽を実現するためには、続けるということが何より重要なのです。皆様どうか未来の音楽への投資として、私たちをご支援ください。どうぞよろしくお願いいたします。

第1回定期演奏会

『Singet dem Herrn ein (altes und) neues Lied!』BWV 225他

2015年5月

第2回定期演奏会

『Melete Thanatou~死が照らし出す生の輝き~』BWV 229.228他

2016年5月

Salicus Kammerchor × La Musica Collanaジョイントコンサート

Concerto × Concerto!!!〜教会カンタータとその背景〜

2016年10月

第3回定期演奏会

『詩編モテットと葬送モテット』BWV 230.226他

2017年5月

Ensemble Salicusレクチャー・コンサート

グレゴリオ聖歌とフランドル・ポリフォニー〜単旋律聖歌の魅力とそれに育まれた多声音楽〜

2017年10月

第4回定期演奏会

『イエス、我が喜び』BWV 227他

2018年5月

Ensemble Salicus演奏会
​アレクサンダー・アグリコラのミサ曲

2018年11月

第5回定期演奏会

『J. S. バッハのモテット全曲演奏会』

2019年5月

J. S. バッハのモテット全曲録音

2019年8月

【2019-20年シーズン企画予定】

2019年10月から始まるシーズンでは、以下の演奏会、イベントを企画しております。

 

●Ensemble Salicus第2回演奏会

ミサ《ロム・アルメ》

〜種々の作曲家による〜

 

日時:2019年12月19日(木)19:15開演(18:45開場)

会場:大森福興教会(JR大森駅下車、徒歩5分)

演奏:Ensemble Salicus

(鏑木綾 富本泰成 渡辺研一郎 櫻井元希)

曲目:

ミサ《ロム・アルメ》

キリエ/ヨハネス・レジス(ca.1430-ca.1485)

グロリア/アントワーヌ・ビュノワ(ca.1430-1492)

クレド/ギョーム・デュファイ(1397-1474)

サンクトゥス/ジョスカン・デ・プレ(1450/1455-1521)

アニュス・デイ/ピエール・ド・ラ・リュー(ca.1460-1518)

待降節第2主日のミサ固有唱

 

●第6回ワークショップ

 

日時:2019年12月8日(日)

会場:えびらホール

講師:櫻井元希・渡辺研一郎・富本泰成

 

●Salicus Kammerchor第6回定期演奏会

ハインリヒ・シュッツの音楽vol.1

巨匠たちの系譜〜フランドルからイタリア、そしてドイツへ〜

 

Salicus Kammerchorは来年からシュッツに取り組みます。第6回定期はその第1弾で、シュッツに至るキリスト教声楽作品の歴史を紐解きます。フランドルからイタリア、そしてドイツへいたる巨匠たちの系譜をお楽しみください!

 

日時・会場:

2020年5月16日(土)14:00開演

日本聖公会 神田キリスト教会

2020年5月22日(金)19:15開演

台東区生涯学習センター ミレニアムホール

【定期会員】

年会費10,000円

 

●対象期間

2019年10月初日~2020年9月末日

 

●お申込み〆切

2019年9月末日

 

●会員特典

1.定期公演へのご招待(全席自由席ですが、中央部前方に会員限定のお席をご用意いたします)。

2.レクチャー・コンサート、ワークショップ等サリクス・カンマーコアの企画するイベントの割引。

3.前年シーズンに行われた演奏会よりハイライトCD(非売品)を贈呈。

4.リハーサル見学。

5.プログラムへの芳名記載。お名前をプログラムに掲載させていただきます。

匿名ご希望の方は申込時にお申し出ください。

 

 

【ご寄付】

1口3,000円

●特典

1.リハーサル見学

2.プログラムへの芳名記載。お名前をプログラムに掲載させていただきます。

匿名ご希望の方は申込時にお申し出ください。

お振込先:

三菱UFJ銀行蕨支店(店番383)普通0181628 Salicus Kammerchor

(振込先に英文字を指定できない場合は、「サリクスカンマーコア サクライ ゲンキ」とご入力ください)

お問い合わせ:

サリクス・カンマーコア事務局 salicus.office@gmail.com(山内)

(こちらのメールアドレスから受信できるよう設定をお願いいたします)

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お問い合わせ:salicus.office@gmail.com

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