第40回 G. P. da パレストリーナ ミサ《シネ・ノミネ》

今回から数回に分けて、第4回定期演奏会で演奏するそれぞれの作品について解説をしていきたいと思います。

それぞれ大変興味深い作品です。

お付き合いくだされば幸いです。

第1回の今回は、前半プログラムであるパレストリーナのミサ《シネ・ノミネ》についてです。

プログラム全体のコンセプトについてはこちらをご覧ください↓

https://goo.gl/UMki9j

ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(ca.1525-1594) ミサ「シネ・ノミネ」

Giovanni Pierluigi da Palestrina Missa "Sine nomine"

 パレストリーナはルネサンス期最大の作曲家とされる人物で、16世紀イタリアで活躍しました。当時のローマには4つ主要な礼拝堂楽団(システィーナ、ジュリア、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ、サンタ・マリア・マッジョーレ)がありましたが、パレストリーナはこの全ての楽団で働きました。そのことからもわかる通り、生前から非常に高く評価されていました。出版されたミサ曲集は全6巻にも達し、第1巻はなんと8回も重版されました。死後もその評価は絶えることなく、彼の作