

第2回 プレイバックサリクス!
サリクスメンバーが過去の演奏録音を聴きながら、当時の思いや裏事情を語るプレイバックサリクスの第2回です! 今回は第2回定期演奏会を振り返ります! 出演するのは先日のカンタータ公演でも鮮烈なソロを歌った、金成、富本、そして現在オランダに留学中でJ. S. バッハのモテット全曲録音にも参加した上田、そしてサリクス主宰の櫻井の4人です。 自分たちの5年前の演奏を聴いて何を思うのか、お楽しみに! 2月5日(土)20時より Salicus KammerchorのYouTubeチャンネルにてライブ配信 https://www.youtube.com/channel/UCeWlQtnOnETy6Q2uZUVq4jA 出演:上田朝子 金成佳枝 櫻井元希 富本泰成 第2回定期演奏会曲目 ~オルガン独奏~ ザムエル・シャイト(1587-1653)「喜びと平安のうちに我は逝く」 Samuel Scheidt “Mit Fried und Freud ich fahr dahin” ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)「音楽による葬儀」op. 7, SWV 279


J. S. バッハの教会カンタータvol.1|終演
去る11月13日、Salicus Kammerchor演奏会 J. S. バッハの教会カンタータvol.1が終演いたしました。 ご来場くださいました皆様、また配信でご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。 コロナ禍の演奏会ということで、ライブ配信とリアルとのハイブリッドの公演に挑戦いたしました。 無事終えることができて安堵しております。 配信はアーカイブが1週間(11月20日まで)ご視聴いただけます。今からでもご購入いただけますのでどうぞご利用ください。 配信URL:https://twitcasting.tv/salicus_kc/shopcart/28574 Salicus Kammerchorは今後も、引き続きJ. S. バッハの教会カンタータに取り組んで参ります。 ゆくゆくは全曲録音に取り組みますので、ご期待ください。 直近の演奏会は来年5月に延期いたしました第6回定期演奏会です。 ハインリヒ・シュッツの作品を中心としたプログラムです。 演奏会詳細:https://www.salicuskammerchor.com/conc


第54回 教会カンタータに綴られた物語4
これまでの記事 第51回 教会カンタータに綴られた物語1 第52回 教会カンタータに綴られた物語2 第53回 教会カンタータに綴られた物語3 カンタータ公演情報はこちら 最終回となる今回はBWV99のテキストについてです。 カンタータ第99番「神の御業は正しきこと」 BWV 99 Kantate Nr. 99 „Was Gott tut, das ist wohlgetan” BWV 99 このカンタータに貫かれたテーマは、神への絶対的な信頼です。いついかなる時も、神を求め、信じていなさいということだけがこのカンタータのテーマです。 このテーマは、このコラールカンタータのもととなったコラール「神の御業は正しきこと」から導き出されています。冒頭合唱はこのコラールの第1節、たとえ今苦しみにあっても、神が自分を守ってくださる、という信頼感をあらわします。そこから先も一貫して、不慮の事故にあっても(第2曲レチタティーヴォ)、十字架の苦しみにおいても(第3曲アリア、第5曲二重唱)、苦悩や悲嘆がどれだけ積み重なっても(第4曲レチタティーヴォ)、苦悩、死、不幸