再びサポート会員募集のお願い!
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サリクスの目標
そちらの方にも書きましたが、サリクスの当面の目標は、
J. S. バッハのモテット全曲演奏会と、全曲録音です!
様々な演奏団体がバッハのモテットを録音しているのに何
第9回 歌い手にとっての音律(その4)「純正調」
純正調と純正律
最後は音律とはちょっと異なった概念「純正調」についてです。これと似た概念に「純正律」というものがありますが、こちらは音律といって差し支えないと思います。
音律というのは、第6回 歌い手にとっての音律 (その1)でも書いた通り、「音楽に使用される音高の相対的関係
第8回 歌い手にとっての音律(その3)「不等分音律」
今回は少し時代が下って、バロック時代中期以降に用いられた様々な調律法を紹介したいと思います。これらの音律は、使われる調性の拡大にともなって、それに対応するように考えられたものです。ピタゴラス音律やミーントーンと違って、5度を同じ幅に取らないので、不等分音律といわれています。
い
第7回 歌い手にとっての音律(その2)「ミーントーン」
ミーントーン(アロンのミーントーン/中全音律)
前回のピタゴラス音律に続いて、今回はミーントーンのお話です。
ピタゴラス音律が使われていた時代、ヨーロッパ大陸の音楽家にとっては、長3度は不協和な音と捉えられていたというお話を前回致しました。しかしイギリス人にとっては、かな
第6回 歌い手にとっての音律(その1)「ピタゴラス音律」
音律というのは、ブリタニカ国際大百科事典によると「音楽に使用される音高の相対的関係を音響物理的に規定したもの」ということになるのだそうですが、要はオクターブの中にある12の音を、どこにどうやって配置するか、ということです。
まず私たちにとって1番身近な音律である12平均律を考え
第5回 フランドルのポリフォニーからJ. S. バッハへ
今回はフランドルのポリフォニーからJ. S. バッハへのつながりについて考察しようと思います。
ミサ曲ロ短調の中に見られる古様式
バッハがフランドルのポリフォニーから受けた影響は、非常に直接的に、ミサ曲ロ短調BWV232の第2部中のCredo in unum DeumとCon