第18回 J. S. バッハのモテット(その4)
ようやく最終回です。モテットシリーズの最後に演奏しますのは、大曲、"Jesu, mein Freude"です。
このモテットは、5声と編成としては小編成ながら、演奏時間はバッハのモテットの中では最長の約20分かかる大作です。対をなす大作"Singe
第17回 J. S. バッハのモテット(その3)
“Lobet den Herrn” BWV230
“Lobet den Herrn”は19世紀の出版譜で伝えられており、オリジナル資料は欠けています。様式的な根拠からも偽作の疑いがかけられていますが、まだ真偽のほどは明らかになっていません。ベーレンライターのバッハ新全集(Neu
第16回 J. S. バッハのモテット(その2)
今年2016年の定期演奏会です。追悼式に用いられたと考えられているバッハのモテットを2曲取り上げ、その他死にまつわる作品を選曲致しました。前半にはハインリヒ・シュッツの《音楽による葬儀》op.7を全曲演奏いたします。この作品は1636年、シュッツの良き理解者であった、ハインリヒ・
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サリクスの目標
そちらの方にも書きましたが、サリクスの当面の目標は、
J. S. バッハのモテット全曲演奏会と、全曲録音です!
様々な演奏団体がバッハのモテットを録音しているのに何
第2回定期演奏会チラシ完成!
今年5月に行われる第2回定期演奏会のチラシが完成いたしました! デザインはJapan Youth Choirで知り合い、櫻井の10年来の友人である剪画作家の吉田健嗣さんです! 吉田健嗣さんのブログ 吉田健嗣さんプロフィール 剪画とは...
第15回 J. S. バッハのモテット(その1)
J. S. バッハのモテット
モテットというジャンルは、13世紀以来様々な種類の楽曲に対して用いられましたが、バッハの過ごしたころには「宗教的な歌詞を持つ声楽曲」という漠然とした意味で用いられていました。
合唱曲に限らず、歌のソロと器楽の編成による楽曲にもモテットという語があ