

サリクス・メンバーの声 第7回
初めまして!指揮・ピアニスト・アンサンブル歌手の3本柱で活動させて頂いております、谷本喜基と申します。
サリクスさんとは第1回演奏会からのご縁です。今回もしっかり頑張らせて頂きます!
世の中には沢山(すぎる!)の音楽で溢れておりますが、その全ての原点は歌です。
もともとは


第22回 グレゴリオ聖歌「シメオンはお告げを受けていた」
グレゴリオ聖歌 聖母お清めの祝日のためのアンティフォナ
「シメオンは聖霊からお告げを受けていた」
Gregorian Chant : Antipohona in Purificatione Beate Mariae Virginis“Responsum accepit Simeo


サリクス・メンバーの声 第6回
こんにちは。オルガンの田宮です。
サリクスではチェロやテオルボなどとともに通奏低音というパートを担当します。もしかすると通奏低音やオルガンという楽器に馴染みがない方もいらっしゃるかと思いますので、ごく簡単にご紹介をしようかと思います。


第21回 H. シュッツ 「音楽による葬儀」 その3
前回の記事の中でも述べた通り、この作品は、シュッツが幼いころを過ごしたケストリッツの領主で、親交の深かったハインリヒ・ポストゥムス・フォン・ロイス公の葬儀のために、ロイス公自身の依頼によって作曲されました。
公は1635年12月に亡くなりましたが、葬儀は翌年の2月4日に執り行わ


第20回 H. シュッツ 「音楽による葬儀」 その2
3.中年期
再びヴェネツィアへ
1618年に30年戦争が始まってから、10年以上ザクセンは参戦していませんでしたが、次第にその影響を受けるようになってしまいます。
潤沢であった宮廷の財政は圧迫されていき、シュッツが司っていたドレスデンの音楽はその影響をもろに受けていきました


第19回 H. シュッツ 「音楽による葬儀」 その1
まずプログラム前半に演奏いたしますのは、H. シュッツの「音楽による葬儀」“Musikalische Exequien” op. 7, SWV 279-281です。この作品はドイツの音楽史上においても、また彼の人生においてもエポックメイキングな作品です。
ハインリヒ・シュッツと


サリクス・メンバーの声 第4回
こんにちは!サリクス・カンマーコアでソプラノを担当している鏑木綾です。かぶら「き」あやです。「ぎ」ではないのでこの機会に是非覚えてくださると嬉しいです。
これまでのみなさんが真面目な感じだったので、私は元ちゃん(櫻井氏の愛称です)との馴れ初めをゆるっと、彼がどんな稽古をしてい


サリクス・メンバーの声 第3回
サリクス・カンマーコア第2回定期演奏会にテノールで出演する富本泰成です。
主宰の櫻井とは芸大の学部時代の同期で、もう7年以上も一緒に歌っていることになります。
ヴォーカルアンサンブル・カペラや古楽アンサンブル「コントラポント」などのグループへ一緒に参加してきました。
それ


サリクス・メンバーの声 第2回
Salicus Kammerchorでソプラノを歌っている金成佳枝です。
少しだけ自己紹介と、私なりに”サリクス”の良さを語らせて下さい。
小さい頃から運動が苦手だった私は、運動会で楽できるという不純な動機で吹奏楽を始め、その流れで合唱も始めました。いつの日か「音楽を続ける


サリクス・メンバーの声 第1回
サリクス・カンマーコアの第2回定期演奏会、テノールで出演いたします渡辺研一郎です。第1回に引き続き、2回目の出演です。
主宰の櫻井さんとはヴォーカル・アンサンブル カペラ(音楽監督=花井哲郎氏)などで共演させていただいています。主にグレゴリオ聖歌や中世・ルネサンス期のポリフォ





